物流に関わる全ての人に読んでほしい1冊「ドッグファイト」【旦那執筆】

本レビュー
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皆さん、こんにちわ。らむむの旦那です。
緊急事態宣言下のGW2回目が始まりました。
お家にいる時間、テレビを見たりスマホを弄るのも良いけど、たまには「良いことした!」と思いたいものです。
そんな良いことの中でも、読書は始めやすい「良いこと」では無いでしょうか。
本日は最近読んだ旦那おすすめの書籍を紹介します。

物流に関わる全ての人に読んでほしい1冊「ドッグファイト」

おススメ度:★★★★☆(4.0/5.0)

ご紹介する本は「ドッグファイト」著:楡修平です。
社名こそ変えられていますが、Amazon対クロネコヤマトをモチーフとされており、巨大企業Amazonと、安い料金で配達業務を受けなければならないクロネコヤマトの闘いが描かれています。

あまり世間でイメージされる事はありませんが、日本では物流業界は社会的立場が弱いとされています。お金を払う側のメーカーに対し、お金を貰う側の物流は無理難題を言われる事が少なくありません。(旦那は物流業界の端っこの方で働いています)

そんな背景を知ったものとして、窮鼠猫を噛む、ではありませんが小説ならではのネズミが猫に牙を剥くシーンの、痛快さは堪らないものです。

またこの小説、日本の少子高齢化、人口減少についてもしっかりと考えられており、日本で仕事を続けていく事を考えさせられる内容となっています。
物流業界特有の単語が頻繁に出現しますが、この業界に飛び込んだ方にとっては教科書になる、と言える程に使われる用語は正確です。
この業界に関わる方、興味を持っている方に是非お勧めの一冊です。

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